技能実習生の地域社会との交流

技能実習生の地域社会との交流

技能実習生が住みやすい環境を作るために、くまなん事業協同組合が取り組んでいること。

地域社会との交流にて技能実習生を知ってもらう

技能実習生は、来日してから3年間もしくは5年間、実習生として技能を学びながら働くことになります。お近くのスーパーや大型ショッピングセンターなどで実習生を見かける事が多いと思います。くまなん事業協同組合の職員も、休みの日に買い物へ行くと多くの実習生を見かけます。そこで「実習生ってどんな人たちなのだろう?」という疑問や、実習生との話し方や接し方を知ってもらうために、様々な取組みを行っておりますので紹介したいと思います。

実習生に対する偏見

残念なことに、技能実習生に対しての地域住民の皆さんの反応は冷ややかであると感じています。

 

例えば、ゴミ出し問題で決められたゴミの出し方がされていないと、全て実習生の責任にされてしまったりすることがあります。もちろん、実習生のゴミの分別や出し方が間違っている場合もありますが、全てを実習生の責任にされてしまうのは残念に思います。

 

余談ですが、八代市や熊本県に限らず、多くの地域で実習生のアパートや貸家を賃貸契約することが難しくなってきています。不動産業者さんから、「実習生が住むなら貸せません」という冷たい言葉を聞くことが増えています。

 

原因の多くは文化の違いによる掃除の仕方や食事を作る際のニオイ、油の処理などの問題で賃貸できなくなってきているのだと思います。くまなん事業協同組合に限らず、他の監理団体も、その点の教育をしっかりしているのですが・・・難しい問題です。色々と対策を考えて行く必要があります。

 

地域社会との交流

くまなん事業協同組合では、少しでも技能実習生のことを知ってもらうために、様々な取組みを行っています。

 

八代市役所国際課との連携、やつしろ国際協会への協力、JICA(ジャイカ国際協力機構)九州との連携と協力を行っています。

  • 技能実習生へのアンケート
  • 技能実習生との一般交流
  • 技能実習生と小学校との交流
  • 技能実習生と中学校との交流

などを行っています。
このような交流が実習生との架け橋となって、偏見などが無くなってくれると有難いです。

 

まずは気軽に実習生と話をしてみませんか?
実習生への印象がガラリと変わると思います。

 

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